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2010.06.21

今度の「3D」波の大きさは、どれぐらい?! (Nintendo 3DS発表に想う)

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日経MJが先週発表した2010年上期(1~6月)のMJヒット商品番付で横綱に選出され、任天堂の新しい携帯型ゲーム機でも採用された今話題のキーワードと言えば…

そう、今週のテーマは「3D」です。下の画像は Nintendo 3DS ですが…

「3D」といっても範囲が広いですね。

ちょっと前に「んんん?」とギモンに思ったニュースがあったんですが、「あのトイ・ストーリーが3Dアニメに!」なったそうです。
トイ・ストーリー3の公開はもうすぐですね、楽しみです。
けど「あれ?今までは3Dじゃなかったの?」と思いません?

どうやら最近話題の「3D」というのは、3次元コンピュータグラフィックスのことではなく、視覚的に立体的に感じられる技術のことを言うみたいです。

昨年話題になった「アバター」という映画では特別なメガネをかけることによって3次元に見せていましたが、Nintendo 3DSでは裸眼でも立体的に見えるらしいですね。
「2次元の紙面上で3次元の話題はムズカシイ!」という Nintendo 3DS の凄さを伝えるのに苦戦していた記者のコメントが印象に残ってます。


で、今回取り上げる「3D」は残念ながら昔ながらの3Dです。3次元コンピュータグラフィックス(3D-CG)の方。
以降、3Dと書いたら、3D-CGのことだと思ってください。

2D と 3D の違いはどこにあるかと言うと、形を作った “後の行程” が存在すること。

2D の場合は、写真を加工したり、イラストを書いたりした時点でCGとして完成です。

ところが、3D の場合は、何か立体を作っただけではCGになりません。
どこから光が当たるのか、どの角度から見るのか、影は付けるのか、反射はあるのか、奥行きはどこまで見えるのか、とにかく様々なことを設定しなければいけません。
複雑な設定をすればするほど、計算時間もかかります。

この手順を大まかな流れを示すとこんな感じ。

★立体作成(モデリングと呼びます)

★環境設定(シーン設定などと呼ばれます)

★設定に基づいて計算(レンダリングと呼びます)

10年ぐらい前、2000年頃はシーンを設定してレンダリングして最終的な CG を作成するソフトは非常に高価で、1枚作成するのにも時間がかかりました。

しか~し、様々な技術が進歩して、ブラウザ上でもリアルタイムで 3D を表現できる手段も出てきています。

その中で1つ、FLASHで 3D を扱う方法をご紹介しようと思います。
厳密には、ActionScriptを使ってプログラミングして、swf形式で出力する方法です。

Flash Player 10 の目玉として、3D機能が加わりました。ただ、色々と評価や評判を見ているとまだまだ試験的な雰囲気なようです。

けど、前から ActionScript 用の 3Dライブラリ はいくつか公開されており、実用上で全く問題ない完成度のものもいくつかあります。
今後はActionScriptに取り込まれた3D機能も発展すると思いますが、まだ外部ライブラリを使った方が良さそうな感じです。

3Dライブラリで一番メジャーなのは Papervision3D でしょうか?
デモはオフィシャルサイトを…と言いたいところなんですが、ちょっと重いんですよね。
ライブラリの完成度は高いのにサイトの作りがイマイチなのが損してるなと思うけど、国内の情報量も考えて、まずは Papervision3D を試してみるのはオススメです。

■ Papervision3D 公式サイト
http://www.papervision3d.org/
(頑張って待っていると、迫力ある3Dが出てきます)

では、早速具体的なコードに入りましょう、、、と、
書きたいキモチがいっぱいなのですが、紙面の都合上、本を紹介して終わりにしたいと思います ^-^;

Papervision3Dではじめる Flash3Dアニメーション
Flash3Dコンテンツ制作のためのPapervision3D入門 (XK BOOKS for developers)

上記の2冊ですが、大きな特徴として BasicView(Papervision3Dのクラス名) の扱いが違います。
3Dは冒頭に書いたようにカメラやシーンなどの初期設定をしないといけないのですが、これらお決まりの処理をまとめてやってくれるのが BasicView というクラスです。BasicViewを使うとスッキリ書けるのですが、逆に言えば内部的に何をやっているのか理解しづらいとも言えます。デザイナー寄りな方には「Papervision3D入門」、プログラマまたは理系な方には「Flash3Dアニメーション」がオススメです。

僕個人的な感想としては、最初「Papervision3D入門」を読んで概要が把握できたけど、もう少し深い理解をしたいなと思って「Flash3Dアニメーション」を購入。期待通りでした。
「Papervision3D入門」の方はカラーで、いくつか活用例も載っているので本をパラパラとめくりながらイメージしたい方には良さそうです。という点でもデザイナー寄りな方向けですね。

ところで3Dブーム、どうなんでしょうね?

僕自身は「3Dの時代が来た」という波を、大小あるとはいえ、発生しては消えていくのを何度も見てきたので今回も話題先行で終わっちゃうんじゃないのかなぁと思ってしまいますが…

とりあえず、Nintendo 3DSを早く観てみたいです!

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