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2009.08.31

仕事を快適に進めるためのキーボード選びのススメ

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エンジニアにとって体の一部とも言えるキーボード。
皆さんは何をお使いでしょうか?

料理人にとっての包丁のように、エンジニアはキーボードにこだわりを持っているのかと思いきや、実はあまりこだわっていない、という方も多いようです。

「PC買ったらついてきたキーボード」
「その辺で980円で買ったキーボード」

そんな貴方に贈る、キーボード選びのススメです。

キーボードの種類

ちょっと大き目の家電量販店のPCコーナーとか、アキバのPCショップに行くと、結構な数のキーボードを置いてたります。
そのくらいのキーボードコーナーに行くと、だいたい

  • メンブレン
  • パンタグラフ
  • メカニカル

という3つに分けて並べられています。
メンブレンとメカニカルはスイッチ部分(キーが押されたことをどう判断しているか、という部分)の機構名で、パンタグラフというのはアクチュエータ部分(キーを押し戻すための部分)の機構名なので、厳密にはこの3つが並列に並ぶというのはおかしいのですが、一般的に普及してしまっているので、今回はこの3つに、最高級と言われる「静電容量無接点方式」のキーボードを加えた4種類のキーボードについて語ってみたいと思います。

メンブレンキーボード

現在最も普及しているのがこのメンブレンスイッチのキーボードでしょう。メンブレン(膜)の名前の通り、2枚の接点シートの間に穴のあいた絶縁シートを挟み、キーを押すと接点が触れ合う仕組みとなっています。シートを押す部分に「ラバードーム」というその名の通り、ゴムのドーム状の機構を備えたものが安価に製造されるため、現在最も普及しています。

が、キーを押してみるとわかるとおもいますが、押し込んだときにグニャっというゴムの感触があり、かつタイピングの力がダイレクトに返ってくるため、長時間のタイピングには向かないとされています。

ただ、高いもの(数千円~1万円ぐらいするもの)には良いものがあるようです。

パンタグラフキーボード

これはわかりやすく言ってしまうと、ノートPCのキーボードです。
キーを押し戻す部分が、パンタグラフ(電車の車体と電線の間をつなぐひし形のアレ)と同じ形なので、こう呼ばれています。

特徴としては、非常に薄くすることができる点と、キートップのどの部分を押しても同じ圧力でキーを押すことができる点(意識したことがある人はあまりいないでしょうが…)が挙げられます。

ただ、その薄さゆえにキーボードの最大の特徴である「ステップスカルプチャ形状」が取れないため、長時間のタイピングには向かないとされています。

しかし、低いキートップに短いキーストローク、そして軽い打鍵感から固定ファンも多く、ノートPCユーザだけでなく、デスクトップPCユーザからも一定の支持を集めているようです。

※ステップスカルプチャ形状

キーボードの段によってキートップの傾斜を変える、という設計方式のこと。

ホームポジション(Aの段)に指を置くと、そこから奥のキー(Qの段や数字の段)は奥に押し込むようにキーが押されるため、キーの手前が低くなっており、逆に手前のキー(Zの段)などは、指を引くようにキーが押されるため、キーの奥が低くなっています。

メカニカルキーボード

キースイッチ部分がメカニカル(機械的)な構造になっており、キーの数だけ独立したキースイッチユニットを持っています。

よく、メカニカルキーボード=カシャカシャ音のするキーボード と思われていますが、全てのメカニカルスイッチキーボードがカシャカシャうるさいわけではありません。

スイッチボタンが、キーの戻ろうとする動きを吸収してくれるため、長時間のタイピングでも疲れにくいそうです。

キースイッチの種類によって「黒軸」「茶軸」「白軸」「青軸」「赤軸」などがあります。
軸の種類が異なると、押したときの感触が全く異なるので、実際に押してみて、自分の好みの感触を選ぶのがいいでしょう。

ちなみに筆者のキーボードは「茶軸」です。かなり軽快なキータッチが特徴です。

静電容量無接点方式キーボード

これは数あるキーボードの中でも最高級のキーボードです。キートップが下がっていった際の、静電容量の変化によってキー入力を検知するタイプのキーボードです。

他のキーボードとは異なり、機械接点を持たないため、「静音性」「耐久性」「キータッチ感」全てにおいて、他のキーボードを圧倒します。

ただし、問題となるのはその値段の高さ。安いものでも1.5万ほどします。昔から銀行の窓口業務ではよく使われているそうです。

さて、キーボードの違いについてはご理解いただけましたでしょうか。

キーボード選びをがんばりすぎて、唯一マズイ点は、いいキーボードを使い始めると、安いものが使えなくなってしまう、ということです。
私もメカニカルキーボードに変えてからは、メンブレンキーボードを打ち込んだ瞬間のグニャグニャ感が指先に残るようになってしまい、メンブレンキーボードが使えなくなってしまいました。。。

良いキーボードほど値段も張るので、ご利用はご計画的に。。。

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