2009.01.16
AmazonEC2/S3を使ってみました。
Amazonが提供する仮想サーバサービス「Amazon EC2」と、ストレージサービス「Amazon S3」を使ってみました。
使い方について解説しているサイトやブログはググってみるとたくさん出てくるので、ここでは割愛。
特徴や、利用においてのメリット・デメリットなどをまとめてみました。
■特徴
EC2が一般のレンタルサーバと最も大きく異なる点といえば、やはりイメージをインスタンスとして起動している点でしょう。
これはメリットであると同時にデメリットでもあるので、実際にWebサービスで使用しようとするときに、一番考えなければならない点です。
また、使用時間や転送量に応じた完全従量制の料金体系も大きな特徴です。
■メリット
(1)高スペックサーバが安価で利用できる
EC2のページを見ていただければわかると思いますが、最小構成のものでも結構なスペックです。
ハイスペックなものになると、メモリが15G積まれてたり、CPUが8コア使えたりと、かなりのスペックです。
一番高いサーバでも1時間当たり0.8ドルなので、30日間常時動かし続けても576ドルと、おそらく同スペックの専用サーバを借りるよりもはるかに安いと思われます。
(2)サーバの準備が非常に楽
通常は何かあるごとに、サーバの環境を一から構築する必要があるわけですが、EC2ではベースとなるイメージを一度作ってしまえば、あとはそれを立ち上げるだけで済みます。
同じ構成のサーバを複数準備しなければならない場合など、たいへん便利です。
(3)必要なときだけ使える
何かのテストをしなければならない場合や、デモを作ったりする場合に、ちょっとだけ使う、という使い方が可能です。
また、Webサービスを立ち上げる場合にも、最初の段階ではトラフィックの見積などが難しいことが大半ですが、とりあえず立ち上げて、トラフィックに応じて柔軟にサーバ構成を変えていく、という運用も可能です。
転送量なども、実際に使った分だけの課金なので、「よくわからないから大きく準備しておく」といった無駄なこともなくなります。
■デメリット
(1)インスタンスを落とすと、データが全て消える
イメージを起動させているだけなので、当然落としてしまえば、それまでのデータが全て失われてしまいます。
頻繁にS3へのバックアップを取る…という作業が結構大変だったりします。
「まちがってインスタンス落としちゃった」と、一般のサーバでの「まちがってサーバ落としちゃった」では、前者のダメージの方がはるかに大きいです。
(2)サーバがアメリカorヨーロッパにしかない
物理的に遠いので、やはり国内にあるサーバと比べると、レスポンスが若干遅い…らしいですが、使ってみた感じでは、それほど体感速度に大きな差があるとは思えませんでした。
(3)Amazonの信頼性って?
「かなりの安定性がある」とか、「Amazonって結構落ちるんじゃ?」とか、イマイチはっきりしません。
実際に使ってみないことには何ともわからないところですね。
■結論
立ち上げまでのスピード、利用の柔軟性、費用の3点で考えると、使うメリットは十分にあるかな?という感じです。
アメリカでは比較的大きなサイトでも使われ始めているようですが、日本ではまだまだのようです。
弊社でも、
EC-Orange2:http://ec-cube.ec-orange2.jp/
BB Planet:http://it.bbplanet.jp/
nessy:http://nessy.jp/welcome/
などの自社サービスや、受託開発プロダクトがあるので、ぜひとも一度使ってみたいものです。
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