« jQueryでもはまるクロスブラウザ問題まとめ | uamobileを使ってみた »

2008.11.11

無線LANの規格を再整理

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをnewsingに追加

先日、ヤマダ電気のワゴンセールで無線LANルータを衝動買いしてしまった。
まあ、ネットの最安値よりも3000円安かったので良しとしよう。

ルータの箱にはデカデカと「スピード最大 300M」と書いてあるんだけど、「これって何だ?」と思ったのでこれを機会にザックリと無線LANの規格について調べてみた。

無線LANで知っておくべきことは大きく分けて2つ、「無線方式」と「暗号化方式」だろう。

【無線LANの方式】

いくつかの方式があるらしいが、IEEE 802.11シリーズが最も広く普及している。
また Wi-Fi と呼ばれる事もあるけど、これは別団体が認証している名称。

かなり乱暴に言ってしまえば一般的に

  • 無線LANといえば、IEEE 802.11シリーズを指す
  • Wi-Fiというのは、無線LANの1種

と思って良いだろう。

IEEE 802.11シリーズには主に b、a、g、n の4つがある。
他には「無し」とか「i」とか「j」などもあるけど、市販製品ではほとんど見かけない。

これらの違いを理解するのは 【周波数帯】 と 【速度】 がポイントになる。

【周波数帯】

  • b,g    2.4GHz
  • a     5GHz
  • n     2.4GHzと5GHzの両方

【速度】

  • b     11Mbps
  • a     54Mbps
  • g     54Mbps
  • n     300Mbps

★ 電波干渉
なお、最も普及している無線LANの周波数帯は2.4GHzである。
これは電子レンジ(2.45GHz)と重なるので、電子レンジの影響を受けしまうので要注意。
例えば、無線LAN使用中に近くで電子レンジを使ったりすると、ネットワークが切断されたりする。

続いて、無線LANの暗号化方式を取り上げる前に、【SSID】について説明しておこう。

SSIDとは、カンタンに言ってしまえば無線LANを識別するための「名前」である。

無線LANでの接続はこの「名前」がわからないと接続できず、無線LAN(親機)の一般的な設定だと公開状態になっている。
(ワイヤレスネットワークが見つかりました、と一覧表示される例のヤツだ)

このSSIDを認証代わりに使えるかというと…
仮に非公開状態にしておいても、SSIDは暗号化されずにやり取りするので近くで誰かがつないでいるとカンタンにSSIDがバレてしまう。
つまりSSIDを非公開状態にしても本格的なセキュリティ上はあまり意味がない。

【無線LANの暗号化方式】

無線LANの暗号化方式は、3種類「WEP」「WPA」「WPA2」を知っておこう。

☆WEP

  • RC4という共有鍵暗号方式を利用
  • 無線LAN初期の暗号化規格
  • 先日、数秒で暗号解読可能な研究発表もあったが以前から脆弱性の指摘多数

☆WPA

  • TKIP暗号化方式を利用
  • TKIPというのはTemporal Key Integrity Protocolの頭文字で動的に鍵を変更する
  • 非常に強固、だがこれまた数日前に暗号解読に成功したという発表があった

☆WPA2

  • AES暗号化方式を採用
  • WPAと機能面で大きな違いはない
  • 標準化に時間がかかっていたのでWPAが先に発表され、より強固なWPA2が後から制定された

カンタンに言ってしまえば、WEPは昔からあって対応機器も豊富だが、セキュリティの問題があって勧められない。ところが任天堂の DS が実はWEPしか対応していないため、ルータによっては2つの認証が使えたりする。

セキュリティを高めるのであれば、SSIDを非公開状態にし、WPAを用いて、複雑なパスワードを設定しておくのが現在できうるベターな方法なようだ。
もちろん、無線LANの先につながるサーバやPCのファイアウォールなどもぬかりなく設定しておこう。

 

以下、参考までに無線LAN方式について補足説明。

(出典:Wikipedia)

【b】 対応機器の普及:1999年~
標準化直前、アップルが AirPort という無線LAN対応機器を100ドル以下で発表。市場に衝撃を与えて、一気に普及。
なお、日本では AirPort という商標を取られていたので、AirMacという名称が使われている。

【a】 対応機器の普及:2002年~
互換性にとらわれることなく最新技術を取り入れて高速化したもの。
bとは違い、5GHz帯を使うが…日本では移動体衛星通信システムに使われているのでイロイロと制限がある。
日本でも問題ない規格にしようよ、ということで IEEE 802.11j というものが新たに規定されている。
なお、jというのはJapanのjではなく、たまたまアルファベット順につけたらそうなったらしい。

【g】 対応機器の普及:2003年~
b を高速にしたもの。
広く普及している b と互換性があって、b用の機器であればbモードで機能する。
他の機器に干渉される可能性が高いので、実行速度は a に負けると言われている。

【n】 対応機器の普及:2005年~
n は 来年7月(9月に遅れるみたい)に策定予定の規格。
最大通信速度 300Mbps、実効速度で100Mbps以上を実現する。
アップル社は「前世代の 802.11g ワイヤレスネットワークの5倍のデータ転送速度と2倍の通信範囲」と解説している。IEEE 802.11aやIEEE 802.11b、IEEE 802.11gとの相互接続も可能。

2005年2月頃から、策定中ながらIEEE 802.11nに準拠する可能性があるような、MIMO技術を使用し実効速度100Mbpsを謳った製品が各社より発表されている。

Trackback URL

Comment & Trackback

No comments.

Comment feed

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>